藤田菜七子騎手は、2023年4月から2024年10月にかけて、競馬場内の調整ルームにスマートフォン(スマホ)を持ち込み、外部と連絡を取っていたことが報じられました。
JRAは調整ルール内でのスマホの持ち込みを禁止しているため、騎乗停止処分となりました。
さらに、2024年10月11日に藤田騎士は引退を発表しました。
藤田菜七子の騎乗停止処分
藤田菜七子も騎乗停止処分 昨年4月ごろまでスマホを調整ルームに持ち込み通信 同時期の6騎手処分時には使用せずと答えていた#藤田菜七子 https://t.co/pnRWXup83t
— 中日スポーツ (@chuspo) October 10, 2024
藤田菜七子騎手は、2023年4月から2024年10月にかけて、競馬場内の調整ルームにスマートフォンを持ち込み、外部と連絡を取っていたことが報じられました。
この行為は日本中央競馬会(JRA)の規則に違反しており、藤田騎手は2024年10月10日、裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分を受けることが決定されました。
さらに、10月11日に藤田騎士は引退を発表しました。
【JRA】騎手スマホ持ち込み禁止はなぜ?
理由
日本中央競馬会(JRA)が騎手に対してスマートフォンの持ち込みを禁止している理由は、競馬の公正性を確保し、八百長などの不正行為を防ぐためです。
具体的には、騎手がレース開催中に外部と連絡を取ることができる状況を避けるために、調整ルーム内での通信機器の使用が制限されています。
このルールは、競馬の公正性を維持するために非常に重要です
いつからそのルール?
2011年以降、通信機器は施設内のロッカーに預けることになっている。(産経新聞)
2011年からこのルールが適応されています。
日本で始めてiphoneが発売されたのが2008年なので、スマホが色々なことに使われ始めたころということになります。
ちなみに、筆者は2012年に大学を卒業していますが、このころからスマホは就活でも必須となっていました。
海外に同じルールあるのか?
すべての海外の事情を確認することはできないので、イギリス、アメリカの例を出していきます。
英米では、スマホ禁止ルールない!
合田さんは英米の事例を元に「そもそも(八百長に関与する)裏社会とはつながりを持たないという認識が共有されているし、そのルールを守りましょうというのが1つ。通信機器を制限して、極端な事例だが生まれたばかりの子供の映像が見られない、家族の安否を知ることができないとなれば人権問題になるから」と話す。(産経新聞)
なるほど、イギリスやアメリカでは八百長が裏社会とのつながりがないんですね。
となると、イタリアや、スペインで、サッカーの試合で八百長が問題になる事例があり、裏社会とのつながりが言われている国ではそういったルールがあるのではないかとも考えられます。
サッカー元日本代表のハビエル・アギーレ氏は八百長の疑いで裁判にかけられていましたからね。
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